電気料金の仕組み徹底解剖 VOL.1
目次[非表示]
- 1.電気料金の仕組みについて
- 2.🔍再エネ発電賦課金
- 3.💡まとめ
電気料金の仕組みについて
今回は、毎月何気なく見ている電気料金の明細書。電気使用量以外にも発生している料金があることはご存じでしょうか。使った分の電気代以外にも、なぜプラスで料金が発生しているのか疑問に思う方も多いと思います。そこで、電気料金の仕組みについて学んでいきましょう!今回は基本編ということで電気料金の項目について詳しくご説明します。
①基本料金
電気の使用に関わらず、契約容量(〇Aや〇kVA、〇kW)に応じて毎月定額でかかる料金です。
②従量料金
電気の使用量(kWh)に応じて決まる料金です。
③燃料費調整額
燃料費調整制度に基づいて決められる、火力発電に使われる燃料コストを自動的に反映するものです。その月毎に決まる「燃料費調整単価」に、毎月の電気使用量をかけ合わせて計算しており+になることもあれば-になることもあります。
④再エネ発電賦課金
太陽光発電や風力発電などの再エネを普及させるため、国の制度に基づいて全国一律の単価に毎月の電気使用量をかけ合わせて計算しています。
①容量拠出金相当額
当社以外の独自の料金項目となります。容量拠出金は、将来の必要な供給力を確保する事を目的とし、今年4月から全小売電気事業者が費用の負担を開始するものになりますが、お客さまに負担をお願いしている電力会社もあります。
②電源調達調整費
電力市場で調達した電力の調達費用の変動分を還元もしくはご負担いただく料金です。
当社では、昨年の8月検針から導入しておりますが、5月現在、追加請求は行われていません。※還元もご負担も発生せず0円の場合もございます。
🔍再エネ発電賦課金
💡まとめ
・新電力会社が独自に設定している料金項目があるため、切り替えの際は注意が必要です。
※当社で比較できますので、お気軽にお問合せください!
・再エネ発電賦課金は再エネを普及させるために使われています。
・再エネ発電賦課金単価は全電力会社共通となっているため、他社も同一額となります。
・2024年度の再エネ発電賦課金単価は3.49円に、5月検針分から適応されます。